いよいよ今年の冬至ももう間近。
冬至はAstrologyでは重要な一つのポイントです。
太陽が山羊座へ入る時が冬至となります。
ということで、12月22日に太陽が山羊座イングレスする時のチャート図を今回は解説していきます。
この時のチャートは冬至から次の春分の日までを象徴するエネルギーですが、
自分がどのように2020年に向けて力を蓄えていくか、そして2020年の最初のスタートをどんな意図で切るかのヒントになると思います。
今回、日本の東京では12月22日(13:20)に太陽が山羊座イングレスとなります。
このチャートを見て思ったのは、カルミネイト冥王星、チャートルーラーは今回金星なのですが、それもMC近くにあり、Asc付近には天王星が位置しています。
金星は天王星とほとんどオーブなしでスクエア(90度)をとっていて、
金星と天王星はミューチュアルレセプションですね。
(前回の26日山羊座新月記事にこのことを書くのを忘れていたので、付け足しておきますm(__)m)
ということで、金星と天王星はお互いのエネルギーを相互作用しあいながら密接に働いていきます。
冬至から春分までの間は、この金星と天王星エネルギーが連動していることが一つのポイントになっていくでしょう。
やはり物質的な変化、特に金融システム、お金の仕組みなどには大きな変化が今年の初期に特に加速されるであろうことが予想されます。
金星は10ハウス水瓶座なので、先進的なお金のシステムが社会的に今までよりも広く浸透していくでしょう。
私たちの物質的なものへの潜在的な価値観の変化も伴いながら。
今、私たちに身近で代表的なこととして、今年本格化したキャッシュレス決済の浸透率というのが現実問題としてなかなか国内では進んでいないと言われていますが、春分の日までにまた変わってくると思います。
12ハウス牡牛座天王星、10ハウス水瓶座金星、7ハウス蠍座月はTスクエアを形成。
先に書いてきたようなことが、私たちにとても身近な変化として今までずっと根付いてきた価値観をガラッと大きく変えていく雰囲気があります。
今まで根付いている私たちの価値観や潜在的な感情と、世の中が社会的に大きく変わろうとしている波の中で、金融システムだけではなくて女性のキャリアアップや仕事における男女の社会差などにも変化が大きくなるかもしれません。
アングルのAscですが、牡牛座8度にあります。
牡牛座9度のサビアンシンボルは「飾られたクリスマスツリー」です。
この度数は自分に必要なものを確保するエゴの育成の場所です。
この世界は平等ではなく、クリスマスもツリーを囲んで温かな暮らしを手に入れている人もいれば、それが叶わずに豊かさが足りない人もいます。
暮らしぶりや経済状況に、実際には人によって差が出ています。
その差は、今までの準備や努力も関係しているのです。
飾られたクリスマスツリーは一つの「成果」ということもできるでしょう。
この度数の段階では個人の力とエゴを育てることがポイントになっています。
この冬至から春を迎える春分までの間に、私たちは世の中で加速する新しい価値観と共に、新たな自分の豊かさへの関わり方を見出して変化していく時期になると思います。
成果への目標を掲げ、外部の変化にグラグラと揺れる生き方ではなく、
自分軸で自分が追求する豊かさを手に入れていくための方向性が大事な時。
これからの自分に必要なことは、新しい時代でも生きてゆく糧や個人の力をつけること。
そこには物質的価値観の大きな変化が付随する。
2019年春分からスタートした1年の最後の締めくくりの四半期は、こんな感じです。
冬至を境に、日が短くなることが最大化され、冬至後にまた日が段々と長くなる。
陰極まって陽と転ずる大事なエネルギーの変わり目です。
気温はまだまだ寒くなっていきますが、皆様もお体にお気をつけて楽しい年末を!
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