ちょっと更新が遅くなりましたが、1月25日水瓶座新月の星読みをします。
今回の特徴はAsc(アセンダント)に非常に近い場所で新月が起こることと
チャートルーラーでもある天王星と水瓶座新月がスクエアをとっていることです。
少し話が今回のチャート図からは逸れますが、2020年というのは木星と土星がコンジャンクションする「グレートコンジャンクション」が水瓶座で起こる時です。
約20年周期で起こるこのグレートコンジャンクションについては
1842年から2000年までのほとんどが「地」サインで起こっていました。
(因みに、私は超タイトなグレートコンジャンクションをネイタルチャートに持っていますが、この私の生まれ年1981年だけは「地」サインではなくて「風」サインの天秤座で起こりました)
グレートコンジャンクションは240年に一度、起こるエレメントが変化します。
2020年はまさにその変化が起こる時であり、この変化をミューテーションと呼びます。
2020年以降のグレートコンジャンクションはここから約240年間は風サイン(双子・天秤・水瓶)で起こるようになるのです。
今は、【水瓶の時代】と言われていますが、それは春分点の地軸の指す方向が魚座から水瓶座に移ってきていることが大きく関係しています。
(地球は地軸が23、4度傾きながら歳差運動により、天文学上春分点と秋分点が黄道に沿って西側に少しづつずれていく)
2000年あたりまでは実際の春分点が魚座にあり、それ以降水瓶座に移っているため(完全に移行が完了するまではまだしばらく長い年数がかかると言われています)、今は本格的な水瓶座時代への過渡期なのです。
これに加え、グレートコンジャンクションが2020年から水瓶座がエレメントで属する「風」サインに移行し、実際に水瓶座で年末にグレートコンジャンクションが起こります。
さらに2023年からは冥王星も水瓶座に移動するのでここから先は本格的な水瓶エネルギーがさらに強くなる時なのです。
2020年の年末、水瓶座でのグレートコンジャンクションのほんの手前では山羊座でトリプルコンジャンクションがありますので、
ここまでで山羊座が示す課題や学びはとことん向き合いクリアしておく必要があります。
その上で水瓶座での本格的な成長へと繋げる必要があるからです。
こうして改めて見てみると、今の時代は大変な過渡期にあるのですよ。
そして、ここで1月25日の水瓶座新月の話に戻りますが、この新月は
前述してきた水瓶座時代への本格化する流れの中で、とても重要で序章的な意味合いがありそうです。
Ascが水瓶座、且つそのすぐ近くでの新月が、これから加速する水瓶座時代へ通じるものを感じますし、その水瓶のルーラーである天王星とガツンとした変化を示すスクエア(90度)という角度を取っていることにも、濃くなっていく水瓶座時代への大事な足がかりにすべき「変化とスタートの時」だということを示していると思うのです。
水瓶座の知性と個性が重視される時代が加速していきますが、水瓶のエネルギーをうまく使うには、反対にある獅子座エネルギーも重要です。
今はドラゴンヘッドが蟹座にありますがその前までは(2018年辺り)獅子座に位置していました。
ここで、自己表現や自分らしい自分主軸の生き方に本気で向き合ってきている場合、水瓶座の時代を自分らしく進むヒントを得ていると思います。
今は蟹座にドラゴンヘッドが位置していますが、私たちの民族意識や故郷、国に対する認識やスタンス、プライベートでの自分、感情、家庭や家族のあり方などに成長の方向性があり、そのドラゴンヘッドと木星はここしばらくずっとオポジション(180度)をとっていますね。
木星は去年の12月3日に山羊座への移行をしましたから、社会的な発展と新しい私たちの帰属意識やプライベートでの在り方にも変化が促されている時期は続いています。
そしてこれも今回の水瓶座新月、さらにこれから本格化する水瓶時代に関係しています。
今日の記事は、新月チャート以外の話を結構入れ込んで書きましたが、それは
全部「流れ」として関係しているからです。
宇宙は段取りを踏んで私たちを導いていることを改めて思います。
とにかく、今回の新月チャートで私がお伝えしたいことは、2020年以降の新しい水瓶座エネルギーへの本格的な加速において、この1月25日の水瓶座新月も重要な流れと変化の一旦を担っている、ということです。
今回はこの辺で。素敵な新月のひと時をお過ごしください**♪
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