2019年12月26日山羊座新月(日蝕)【新しいキャリアや収入への大改革、社会組織の大変化】

2020年は山羊座のエネルギーがポイントになりますが

それがいよいよ本格化するのが12月26日(14:13)の山羊座新月(日蝕)です。

 

この山羊座新月はこの年末に要となるタイミングでもありますので、チャート解説をしていきたいと思います。

 

山羊座に天体が集中し、この新月の一番の特徴は木星がコンジャンクション(0度)していることです。

月・太陽・木星でステリアム。

ステリアムがある場合は、そのサインのエネルギーが非常に強調されますが、

山羊座の後ろの方ではずっと続いている土星・冥王星のコンジャンクションも健在。

本当に「the・山羊座祭り」という感じです。

 

 

まさに今、山羊座のエネルギーが私たちの課題を示すところ、ということが言えます。

新月は木星エネルギーと強力に結合しており、(オーブも1度しかない)

12月3日に山羊座イングレスした木星が、さらにこの時点で山羊座エネルギーでのスタートをさらに強めて働いていくようなイメージがあります。

社会的な発展に非常に重要な新月です。

 

日本の場合、これらは8ハウスで起きるため、底知れぬ強大な変容エネルギーを伴って新しい社会、組織、システム(特に金融システム)、の幕開けを予感させますし、

個人レベルだと社会的立場や肩書きの大きな変化(つまり、仕事やキャリアの大変化)、これには婚姻関係・夫婦関係の変化等も繋がってきます。夫婦の在り方は社会的に自分の立場を示している形にも繋がっておりますので。

 

この山羊座新月からの動きは、かなり大きく広がり発展していく様相があるため(木星エネルギー)

2020年以降に成功させたいこと、拡げたいこと、結果を残したいことに関してはこの26日〜28日頃までに着手する、明確に意図する、結果回収までの道筋プランを作る、などをしたいタイミングです。

 

それと同時に、実は新月とはオポジション(180度)の蟹座のエネルギーも重要です。

木星・新月の反対にはドラゴンヘッドが位置します。(2ハウス)

つまり、新月はドラゴンテイルと近い位置、ということになります。

わかりやすく言えば、2ハウス・8ハウスラインは「経済ライン」、そして蟹座・山羊座は「セキュリティライン」と言えます。

今回の新月では、社会的な自分の役割や肩書き、役目、それに伴う経済面での変化というところにポイントがあると言えるでしょう。

これらは自分が生きていく上での実質的な生活を支えるものとなり、ライフラインと言えます。自分がどのような社会的役割を担い、どのように生きていくために必要なお金を廻していくか。

そういったことを今一度見直し、改めて方向性を決めていく時です。

 

蟹座のドラゴンヘッドが新月にオポなので、自分にとって今までよりもさらに本当の意味で心地よく安全にお金を稼ぎながら社会的な役割を担う在り方を深めていく課題があり、プライベートや家庭のバランスに新しい方向性を認識していく時でもあるでしょう。

そして、今までの世の中で主流だった尺度、例えば「大企業にいれば一生安泰」「企業に属することが社会では大事」というような価値観から現実的に大きく変わる傾向が加速します。

これまでの社会システムには無理や矛盾が表面化している昨今、この山羊座新月で自分の本当の感情的充足感を伴わせた形でライフラインを整えていく必要性を投げかけられていると思います。

そして、山羊座の物質主義と蟹座の感情的バランスの在り方を見直していくと、これまでの世の中で「当然」とされていた仕事、キャリア、働き方、がここを境に益々多様化してくる動きが高まります。

 

 

新月・木星にはさらに12ハウス牡牛座の天王星がトラインで絡み、この新月での変革性が高いものであることを示しています。

この天王星は2019年に大きく変化の流れを続けてきて、現在は牡牛座のエネルギーの改革(世の中の価値観、収入やお金、物質主義、自己価値等)が定着化している最中です。

 

 

まさに今回の山羊座新月は2020年の様相を先取りしたような「大変革・大改革」のエネルギー。

人生や生き方を変えたい人にとっては、大チャンスとなるような新月なのです。

 

 

また、今回の新月チャートでは水瓶座MC付近にも金星が位置しています。

ちなみに、この金星と天王星はミューチュアルレセプションです。

金星と天王星エネルギーは相互作用で働いていきます。

金星と言えば、代表的なエネルギー事象として「お金」がありますが、やはりこのタイミングでの重要な方向性の一つにはそういったことがポイントとしてあるのです。

今までよりも、さらに先進的な方向性でのお金のエネルギーの捉え方が必要になってくるでしょう。また、お金を稼いだり、ライフワークを確立することに関しては「喜び・楽しみ」というエネルギーがこれまでよりも大切になっていく時代になる、という雰囲気があります。

 

 

それと、私たちが意識的になると良いこととして、6ハウス蠍座火星、9ハウス山羊座土星・冥王星コンジャンクション、11ハウス魚座海王星の小三角形エネルギーがあります。

自分の専門性を見直し、そこにエネルギーを集中して自己実現に結びついていくように働きかけると良いですね。

やはり、自分がどんな夢を持っていて、どんな世界を理想とし、そのためには何を身につけ(スキルを)深め、献身的になれるか?

ということに実際の行動を伴わせると良いです。

そのためには、何か今まで大事にしていたことを壊したり、手放したりする必要性もあります。

2019年から2020年にかけては、今まで自分が築いてきたことや結果を徹底的に見直して大改革することが課せられているのです。

 

今回の新月は特に、単なる内観や願い事で終わらせずに実質的なアクションまで落とし込むことをしたいですね。

まとめとしては、大改革の2020年に向けた動きが本格スタートする、大事な新月ということになります。

ご自身のネイタルチャートと重ねて分析できる人は、ぜひしておくと良いでしょう。

私の方でもご依頼があれば(そして日程が合えば)単発セッションにて、リーディングセッションをさせていただくことが可能です。

 

いずれにせよ、今回の山羊座新月は今後の人生を充実させていくのにぜひ活かしたいタイミングです。

 

 

 

 

 

 

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