今はAstrology(占星学)で星読みをしたい、という人が増えています。
私もそういう講座とレッスンをしています。
私が世の中、巷の「西洋占星学」に興味を持っている人と接したり、(いわゆる、「プロ」ではない人たち)話を伺っていたりする中でわかることは、興味を持って少し本を読んだり雑誌を見たり、動画を聞いたりはするけれども
「実際に自分では星読みができない」
という人がほとんどだということ。
*ここでいう星読みができるとは、誰かに一つのチャートを説明できること。
もしくは、「私も勉強しています」という人がいてもチャート読みはほとんどまともにできない、というパターンが多く、
・太陽サインと月サイン
までのちょっとした性格占い程度の知識で「星読みできます」と言ってしまう人や、SNSのプロフィールなどに書いてしまう人も中には実際結構いるのです。
この辺は今はちょっと何かを読めば、ものすごく簡単な範囲までの概要を理解することができますよね。
本を見て「あなたの太陽は○○だから・・・、月は○○だから・・・」という説明ならば、本さえ持っていれば誰もが簡単にわかることで、これではチャート読みができるとは言えないのです。
以前、月サインのメジャーな解釈を本で読んで当たっていたので、それを仕事に利用したい・・・(主なサービス内容で)という生徒さんがいたのですが、それだけでは到底「プロ」として仕事はできないことを説明したことがあります。
厳しいかもしれないけど、こういうことはきちんとお伝えするべきだと思うのです。
私が西洋占星学のレッスンや講座をしていて思うのは、学んだことを復習せずに「なんとなく」でやっていると、知識が定着しないこともそうだけど、アウトプットができないので
学んだことは確実に覚える、ということが西洋占星学は必須だと思っています。
1回のレッスンをしてもそのまま知識を放置してしまう方がすごく多いのですが、繰り返し繰り返し実践をしながらその都度復習しなければ「スキル」とはなりません。
西洋占星学の学びは「終わり」がありませんし覚えることもたくさんあるので、
ただ単に丸暗記では難しいでしょう。
自分で一つでも多くのチャート読みを、まずは習ったところまでで良いので確実にアウトプットできるようにする(説明できるようにする)努力がないと
星読みは永遠にできるようになりません。
星読みもほとんど「実践が物を言うスキル」と同様で、「読んでわかった気になる」が特に通用しない学問だと思います。
天体やサイン、ハウスなどの基礎的な知識が定着しているのは必須です。
しかし、やはりチャート読みの実践を「誰かに説明できる形」まで落とし込んで練習しないと星読みはできるようにならない、
というのが私の考えです。
インプットが多い学問なので、ただただ流されるまま頭に入れた気になってそのまま放置では絶対に読めないのがチャートです。
インプットが多いならば、アウトプットもそれだけ沢山しないとダメなのです。
あくまでも知識を本で入れて終わりになるのと、実際にチャートを読んで説明できることは「別」です。
Astrology(占星学)の醍醐味は、やはりチャート読みができるようになることだと私は思います。
これから勉強する人は、少なくともぜひ自分が学んだところまでは
知らないチャートを読んで説明できるようになってください。
その練習が必要です。
一度で覚えることができなかった知識も、その都度復習をすることですぐに外に引っ張り出せるようになるまで。
西洋占星学は「継続は力なり」ですが、アウトプットのない継続にしないようにしましょう。
ここまで読んで「面倒そうで無理」と思うか、星読みスキルを身に付けたい、と思うかはあなた次第 😎 笑
でも、ロマンと不思議が詰まっている世界だと思うので、私はAstrologyを学び続けたいと思っています( ✌︎’ω’)✌︎
コメント