皆さんはベースメイクをする時に何に重点をおいて仕上げていますか?
ここでは時間が経っても
・シワっぽくならず、
・くすまず、
・乾燥せずに
・メイクしたての見た目と感触が長時間続くための
ベースメイクのコツをご紹介していきます。
- 必ずしもファンデーションを使う必要はない
- 下地の時点で肌色のムラを補正する
- 影ができやすい目周り・頰・小鼻周り・口周りをコンシーラーで補正
- ファンデーションを使用する場合はここで少量のみ使用
- 手・スポンジ・ブラシのどれを使用すれば良いのか
- フェイスパウダー(お粉)の付け方が重要
- ハリと高さが欲しい場所にハイライト入れる
- 最後は鏡で横顔も確認
- まとめ
1.必ずしもファンデーションを使う必要はない
私はファンデーションを普段使用していません。
BC時代はもちろんファンデーションを愛用していましたが
現在の使用しないスタイルの方が、時間経過した際の
全体的な肌コンディションが良いことを実感しています。
そのため、色付き下地(ベージュ)、コンシーラー、フェイスパウダーという
順番でベースメイクを仕上げています。
皆様がファンデーションを使用したい主な理由に、「肌の色ムラをカバーしたい」
という要望があると思います。
しかし、この肌色のムラに関しては悩みの程度にもよりますが
殆どの場合、ベースとコンシーラーでカバーできることが多いです。
ただし、広範囲にシミやそばかす、アザなどがある場合は
肌に合うファンデーションも併用する方が良いでしょう。
ただ、その場合も量に気をつけることが大切です。
カバーしようとして厚塗になると、かえって視線を集めることになる場合も・・・ 🙄
ファンデーションを使用しないメリットは
私自身がファンデーションをやめたことで、使用していた時と比較して
一番違うと実感することは
・時間経過した際にも肌が乾燥しにくい
・故にシワっぽくならない
という2点。
その他には
・化粧直しがほとんどいらない
・時間が経ってもそれほど仕上がりが変わらない
・長時間経っても肌が痒くならない
などの利点を感じています。
また、私は自分のメイクレッスンでもクライアント・生徒さんには
ファンデーションを使わないで大丈夫そうな方には使用せずに仕上げています。
実際の割合的にも、ファンデーションを使用しなくてもOKな方が多いです。

2.下地の時点で肌色のムラを補正する
ノーファンデで大切なことは下地の選び方です。
ポイントは下地で肌色のムラを補正するカラーを選ぶこと。
以下に肌色の悩み別の下地の選び方の基準を記載します。
*肌色悩み別下地選びの基準*
◇くすみが気になる方→ピンク、ラベンダー、
◇赤みが気なる方→ベージュ、グリーン
◇シミやソバカスが気になる方→ベージュ
◇クマが気になる方→ベージュ、ピンク
カバーしたい部分は指で優しく抑えるようにトントンとつけていくと良いです。
毛穴が気になる部分はクルクルと指を回しながら、肌の凹凸を埋めるように
つけていきます。
肌色カバーで万能な色は基本的には「ベージュ」です。
なので、日本人の明るめの肌色であれば迷ったら「明るめベージュ」(ライトオークル)を選ぶと良いでしょう。暗めの肌色の場合は「ベージュ」(標準的なオークル)を選びましょう。
3.影ができやすい目周り・頰・小鼻周り・口周りをコンシーラーで補正
全体的に色付き下地で整えた後、人によってはもう一手間加えた方が
より綺麗に仕上がります。
それは「影ができる部分」に明るさを足していくことです。
特に
・目周り(クマ、瞼の窪みなど)
・頰(シミ、たるみや痩け)
・小鼻周り(小鼻の横が赤くなっているなど)
・口周り(ほうれい線、口角部分)
などに一手間加えることで印象が随分変わります。
この辺は本当に小さなことではありますが、丁寧に観察して必要であれば
コンシーラーで影を消し、明るさをプラスしていきましょう。
クマは茶グマか青グマかでカバーが異なる
クマのカバーに関しては茶グマか青グマかで適切なコンシーラーの色が
異なります。
茶グマというのは主に目の下などに色素沈着をしている場合に定着してしまうクマです。
例えばメイク落としの際にしっかりと目元のメイクを落とせていなくて
徐々に残った色素が沈着してしまい、いつの間にかクマようになったもの。
この場合はカバーと同時にぜひターンオーバーを促すお手入れをしていただくと良いですし、
日頃のメイク落としもきちんと目元専用のリムーバーを使うなど
お手入れ方法を変えていただくことも検討した方が良いのですが、
これについてはまた別の機会に記事にしたいと思います。
一方、青グマは血行不良によって起こります。
青っぽかったり黒っぽかったり、なかなかコンシーラーでカバーしようとしても
うまくカバーできない人が多いかもしれません。
以下にそれぞれのクマに適したコンシーラーの色をあげておきます。
*クマの種類別に適したコンシーラー*
・茶グマ→ベージュ(ナチュラル〜濃い目)
・青グマ→オレンジやピンクがかったベージュ
クマのカバーの場合は、コンシーラーを指でつけていくよりも
コンシーラー専用のブラシでつけた方が簡単にカバーできます。
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