今までの自分自身のメイクの変遷を考えてみた時に、多分今現在の30代後半が一番簡単なメイクをしています。
この先40代、50代になった時にどうなっているかは断言できませんが
30代後半の今のメイクが一番簡単なものになっている理由はいくつかあります。
その理由の最もたるものは多分、「メイクに対しての価値観が少しづつ変わってきた」ということにある、と自分では思います。
元々、私はあまり化粧品を重ねることが好きな方ではなくて、BC(美容部員)の仕事をしていた時からファンデーションも周りに比べると量が少なかった傾向があります。
私より肌が綺麗な人でも私よりもファンデーションの量が多い人もいるし、どの位の量を使うかというのはその人の好みもあります。
35歳で会社を辞めてからは今までよりも自由なメイクができますので、
私の場合は
・時短
・簡単
・手間いらず
のメイク傾向が加速しました。
なるべくならばメイク落としだって手間がかからない方が良いわけで、
そう考えていくとメイクの時点から引き算をしていった方が良いのです。
現在、私は30代後半メイクこそ簡単で良い、20代よりも引き算するくらいで良い、と思っていますので
この記事ではその理由や30代後半で目指すメイクについて書いていきたいと思います。
1.30代は自然体が一番良いお年頃である
これは本当にそう思います。
20代の頃に平気で自分に課していた「無理」「不自然」も、30代になると少しづつ日々の経験が積み重なり判断力が少しは磨かれて、
20代よりも楽に生きることができるようになった気がします。
自分にとって不自然なことは「それって本当に自分に必要なのか?」と思い始め、
「では、自分が心地よくいるためにはどうすれば良いのか?」を、
30代以降は20代の頃よりもさらに自分の軸で考えやすくなるのではないでしょうか?
面倒なことが大嫌いな私は開き直って「手放した方が良い」という気持ちになったものが色々とある気がします。
会社員生活もその一つではあるのですが
メイクも例外ではありませんでした。
元々それほどつけたくなかったファンデーションをやめることからまずはスタート。
ファンデーションを塗らないと、メイクの時短にもなりますし肌に開放感が戻る気がします。
ファンデーションをつけていると、時間が立った時に肌がむず痒くなることがたまにありましたが、それもなくなりました。
夕方からの乾燥も感じなくなり、私にとってはやはりつけない方が心地良かったです。
そもそも、30代というのはホルモンバランスも安定しやすく、
ストレスにも20代の頃よりも耐性ができて精神面でも安定しやすい時期です。
そのため本来、肌は荒れにくくトラブルも少ない時期だと思うのです。
ストレスは肌荒れの非常に大きな原因となります。
私も20代の頃にひどい吹き出物に悩まされていた時期がありましたが、
原因は不規則な生活とストレスでした。
30代の途中からは20代の頃よりも心も体も随分と楽になった気がします。
その主なところとしてはマインド(心や思考)が大きいとは思いますが、
体をケアすることに積極的になったり、色々な我慢から自分を解放したりすることができるようになったからだと思うのです。
つまり、30代というのは「自然体」を意識し始める時期だと思うのです。
子供を産む人にとっても母性が高まり、子供を育てることがきっかけで、
より体に良いものを取り入れるようになったりナチュラル志向になる人も多いと思います。
仕事や子育てに忙しい時期でもあるかもしれませんが、自分にとっての「自然体」を試行錯誤しながら、自分らしい生き方を深めていく時期ですね。
メイクも同様です。
2.30代からは40代以降の美容も視野に入れたい
30代というのは前半と後半では意識が大きく変わるというのが私の経験です。
30代前半はまだアラサー気分でそれほど20代と変わらない感覚がありました。
しかし30代後半になると、いよいよ40代が近場の視野に入ってきて
中年以降の自分の美容を考えていく時期になります。
40代は女性ホルモンの分泌がグッと減る頃合い。特に、肌のハリや潤いを保つエストロゲンの減少が気になる時です。
肌のハリがなくなったように感じたり、くすみが気になることが多くなる年代でもあります。
では、そういったことをなるべく最小限に抑えるには、やはり外から何かをつける(化粧品など)こと以上に、日々の栄養や生活習慣が鍵になるのではないでしょうか?
私はあくまでも肌のケアや体のケアはナチュラルなものを用いたいと昔から考えています。
現代の美容医療ではお金を出せば色々とすごいことができるとは思うのですが、それを続けるのは大変だし、本当に安全なものなのかも断言できないと思います。
こういった価値観なので、注射を打ったりレーザーをしたり・・・
という選択は恐らく今後もしないと思うのです。
つまり、40代以降も自然体なケアを重視していくビジョンを持っている、
ということです。
時間をかけすぎたり、お金をかけすぎるのは、面倒くさがりな私には向きません。
であれば、30代のうちからそのための練習が必要です。
食事の栄養を考えたり、ちょっとしたマッサージを毎日少しだけ取り入れたり、
睡眠不足にならないように気をつけて適度な運動もする。
そして、なるべく肌に負担にならないようなメイクをすること。
本当に地味なことではありますが、日々の積み重ねは簡単そうで簡単ではありませんね。心がけていてもできない時もあります。
でも、やはりなるべく自分の肌を大切に扱う意識の積み重ねだと思います。
40代以降もなるべく生き生きとエネルギーがあるお顔でいたい!
と思っています。
そのためにも、色々なものを塗って「隠す」ことに重点が置かれたメイクではダメなのです。
3.肌の乾燥や小じわにもファンデーションは薄めが正解
この件についてはこちらの記事もご参考いただきたいのですが
▶︎「【ベースメイクの基本】ファンデーションをつかわずとも綺麗に仕上げる方法」
ファンデーションを塗る方が肌は綺麗に見えることが30代後半ともなれば多いと思います。
よっぽど肌が綺麗な人でも、やはりちょっとしたくすみなどは生じやすく、
シミやクマなどの色むらがでてくるのも不思議な年齢ではありません。
しかし、だからといってそれらを「隠す」ことに重点をおき、ファンデーションを重ねていくと、時間経過した時に
・乾燥
・小じわ
・ほうれい線
などの部分が逆に目立ちやすくなることが多いのです。
朝仕上げた時にはとても綺麗な仕上がりでも、夕方以降に鏡を見ると、
「あれ?なんか顔が老けて見えるかも・・・ 😥 」
というような。
これらを解消するのに、ファンデーションの値段を上げることが正解だと思っていませんか?
私はBC時代、年齢とともにファンデーションのランクをアップしていけば良いと思っていました。
しかし、単純にそのように考えない方が良いです。
私は会社を辞めてからファンデーションを徐々に減らし、今フリーランス3年目に突入していますが、2年目あたりからファンデーションをつけていません。
その結果、ファンデーションをつけていた時に感じることが多かった、夕方からの乾燥を感じにくくなりました。
乾燥を感じにくいということは、目元などの小じわも目立ちにくくなります。
一度、ファンデーションをやめると感じやすいと思うのですが、トータルで考えた時に、
ファンデーションで小さな色むらも撲滅するようにカバーしていくのと、
少しくらいの色むらがあったとしても肌につけるものを減らす開放感と、
どちらが時間経過した夕方以降にも肌が調子よく快適でいられるかを忖度なしに考えていく必要があります。
肌が心地よいことが見た目も結局は心地よく映るのです。
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