「潜在意識を処理する道筋」を理解できるタロットをする

カード、特にタロットを学ぶ人や練習したい人、スキルを身に付けたい人が習得すべきだと私が思うことの1つに

・潜在意識を処理する道筋を理解する

ということがまず、挙げられます。

こういうことは例えば、

・管政権は年内で解散しますか?

というような問いにはあまり用いる必要性もないのですが、

自分のことをリーディングする場合には特に特に必要なスキルだと思います。

ところが、あまりこのことについてまで書かれている本などは非常に少ないのです。

なぜならば、こういったことはある程度マインドのことを理解していないとしにくいからで、タロットが示す意味(メッセージ)とそれらを引き合わせてリーディングを提供する、もしくは自分の問題をリーディングする、ということが必要になります。

「タロットだとこうなるので、この先はこうで、こうで、こうです。(終わり)」

というリーディングって怖いですよ。(例えば辛口注意とかスバリ言い切ります的な占いとか)

何が怖いかというと、いくら「気にしない」と思っても、スバリ当てられたように(もしくは当たるような)言い方で言われたものは、自分の潜在的な部分に力を持って居座ります。そして、それが脳にインプットされるので脳はそういう現実を作るために動いていくからです。

 

 

私は編み物をするのだけど、編み物でも

「この毛糸とこの毛糸の組み合わせは可愛いから、この2つの糸を引き合わせて編もう!」ということがあります。

つまり1本の糸で編むのではなくて2本どりにして編む、ということです。

そうして1つの作品を作ります。

*糸の組み合わせを考えるのも楽しい部分です。昨日は仕事の後にユザワヤでまた毛糸を購入したのですが、上の写真は数日前に大量に買った別の糸たち・・・。

リーディングもそれと同じことなのです。

 

プロの中にはタロットからのメッセージが「絶対」で何もいじる必要はない、と思う人も多いと思います。

しかし、タロットのメッセージは既に「リーディングする人」という媒体を通してリーディング内容が伝えられる時点で、純粋にタロットの物質が示すものから厳密に言えば異なるものになります。

 

 

①タロットから示されるもの

②そこから読み手が導き出す「潜在的な要点に対する処理方法」

 

 

この2つを引き合わせて「リーディング」を織り成していくものだととらえれば分かりやすいと思います。

 

①のみのリーディングで完結してしまうと、問題の解決方法や状況改善の要点を特に初心者の人は間違えることがでてきます。

なぜかと言えば、タロットをやり始めた多くの人、または趣味でやる人でも多くの場合「結果」に意識が1番とらわれるからです。

そしてその「結果」がものすごく確率が高い確定されたもののように感じてしまうのは、その結果に導く道筋をあまり理解していないからです。

こうなると、問題の解決方法や状況改善の根本的な鍵となる「マインド」よりも、時間経過で外側に起こった事象にばかり着目してそこから改善点を見出そうとする順番になります。

 

なので、タロットを読む時に「潜在的な要因とそれを処理する道筋」を理解できるリーディングができると、

自分に対するリーディング、特に自分の問題や悩みをリーディングすることがとてもしやすくなりますし、またその内容も有益なものになります。

 

 

 

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