今回、新月ホロスコープの記事アップが遅くなってしまい当日になりました 汗
今回の新月は天王星がコンジャンクション(0度)です。
そして新月が MCに非常に近い場所ですね。
MCは牡羊座の最後、「涙の度数」なのですが。
ということで、社会的な変革がテーマとなっている新月であり、コロナショックに見舞われ、色々な意味で従来の社会が成り立たなくなっている今の世の中にぴったりなエネルギーとなっております。
しかも10ハウス牡牛座にある、この月・太陽・天王星の3つは6ハウス水瓶座の土星とスクエア(90度)です。
これは今の「医療崩壊」を表していますね。社会的にはこの後、経済的な打撃がもっと顕著・深刻になって今以上に顕在化してくるはずですが、現段階で(この新月で)強力に変革を迫られているのは日本の場合「医療」のようです。
(6ハウスが医療的なこと、健康などを示す面がある)
「医療崩壊」が現実的問題として避けられないため、PCR検査もなかなか増やすことができない現状がありますが、先日はTVで様々な分野のお医者さんたち、
例えば眼科の先生や放射線技師の先生などもPCR検査への協力を仰がれていることが報道されていました。(主に東京だと思いますがこの先は他でもでてくるかもしれませんね)
そういった協力要請を「赤紙」(戦時中の)と表現されていたのですが、あくまでも強制ではないようです。
コロナ関係の治療に関わっている看護師さんたちも家に帰宅することができない・・・など、今まででは考えられないようなことが起きてしまっている現状。
そして消毒やガウン、マスクの不足等も深刻な問題になっていますから、この新月チャートを見てあまりにも現状に沿っているのでなんとも言えない気分になってしまいました・・・。
それと、ここからは少し占星学の深めの内容となりますが、
現在山羊座にいる木星は位置的に「物質的欠如」と向き合う必要性が出てくる課題があります。
木星は山羊座の26度に位置していますが、この位置だと木星は「ペレグリーン」となるため、どのように木星の目的を満たしていけば良いのかが見えにくくなる場所なのです。
*ここでは「ペレグリーン」の説明は省きますが、ペレグリーン=「放浪者」の意。
木星と冥王星はコンジャンクションであり、このことについては別記事で書いたことがありますが
簡単に述べると、木星・冥王星コンジャンクションは「金融恐慌」を示します。
しかし、 世界中で今の段階での現状を踏まえ、この先の金融・経済の指標が混沌として道を見失っているような状態なのだと思います。
石油価格の暴落などもありますが、これらが意味することはニュースでも最近取り沙汰されているように「ドル」の崩壊に繋がっていくでしょう。
そして、世界統一デジタルマネーなどを具体的に提言する動きなども出てきたようです。
しかし、現時点では今までの山羊座的支配体制からどのように反省を得て、今後の新しい課題と、さらに言えば物質的価値だけではなく、私たち人類においての魂の成長に結びつけていけば良いのかが、
私たちの意識の中でも非常にわかりにくい状態であることは、現在のチャートを見ても示されています。
*山羊座という場所で陥りがちな「物質的欲求」をエゴを絡ませて捉えていくことのみならず、精神的・霊的な成長や課題にも取り組まねばならない。
当然、牡牛座の天王星がもたらす変化と課題に関しても、上記で書いた世の中の「組織化された金融・物質史上主義」からの脱却という課題が深く関係しています。
こういったチャート上の絡みもあり、
新しい本物の価値を伴う安定した仕組みづくりにエンジンをかけるべき、今回の牡牛座新月でもあります。
今回の新月は天王星とくっついている、という点がありますので、最後にこの辺のことを付け加えて説明させていただきました。
世の中が大きく崩壊し、今までにはないような変化をし始めた「今」ですので、チャート解説でも主に世の中のことを軸として説明をすることが最近は多いのですが、
個人的な方向性としても今回の新月は
新たな価値観に基づく新たな安定を構築し直す、ということが今後の人生においての価値ある変化のタイミングとして必要だと思います。
個人レベルで内観できることも沢山あると思いますし、これについては昨日アップしている記事もよろしければご参考ください。
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